SSDの寿命って本当にあるの?
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都市伝説化しているSSDの寿命って本当にあるの? という問題について今回は調べてみました。
そもそもSSDとは?
パソコンのデータを保存するためのメディアとして、本体の内部にHDDまたはSSDが搭載され、このメディアにOSやアプリケーションのデータを入れて管理しています。
メモリとは違って電源を切っても内部データは保存され、パソコンを次に起動した後でもデータが利用できるようになっているのがHDDやSSDです。このメディアはパソコンのパーツの中でも消耗品と言われ、非常に故障しやすいものと言われています。
HDDの特徴は?
HDDはパソコンが普及する前から利用されてきたメディアで、データを保存する仕組みは物理的なものとなっていてアナログなものです。3.5インチの筐体の中にはCDのようなプラッタと呼ばれる円盤が仕込まれていて、電源が入ると高速で回転し、この表面に凹凸を作ることでデータの読み書きするようになっています。読み書きの回数には制限がなく、基盤の損傷や物理的なキズなどが発生しなければ寿命とは関係なく、一生涯使用することも可能なのが特徴です。
SSDの特徴とは?
対するSSDは全く違う仕組みで構成され、デジタルでデータの読み書きを行っています。SSDの内部に搭載されるフラッシュメモリには1ビットから数ビットまでを記録できるセルが連続して存在し、それをまとめたものをページとして扱い、さらに数キロバイトから数十キロバイトまでの範囲をブロックとして扱います。このブロックにはデータの読み込みや消去は可能ですが、書き込みができないという特徴があるため、上書きをする場合は対象のブロックを丸ごと消去したのちに新たなブロックに新規のデータを書き込むという方式が採用されています。
SSDは電子データの移動を行うことで記録されるようになっていますが、同じセルにデータを書き込んだり消去したりすると絶縁体の劣化によって読み込みができなくなる、データが破損するといった問題が生じるようになります。これを書き込み回数の上限として設定し、SSD 寿命として決められています。
SSDの寿命はあるのか、まとめ
パソコンの起動時間や書き込みの回数によって大きく変わるので、明確な寿命というものは決められていませんが、平均して5年前後で使用できなくなると言われています。SSDには駆動する部分が少ないため、故障しにくいという特徴が挙げられますが、これは衝撃などの物理的なもので、熱には非常に弱いため高温多湿の室内で使用していると寿命が短くなる傾向にあります。
使用されるコントローラチップにもよりますが、およそ700~1000テラバイトの書き込みを行うと寿命を迎えるとされます。ただ、最近のSSDは性能、価格、寿命ともに伸びており一説にはHDDと同じ程度の耐久性になって来ているという話もあります。常に進化し続けるパソコン業界ですから数年前の情報があてにならない場合もありますので、ご注意ください。
今回のまとめとしては、SSDの寿命はあるが、その寿命が短い間に来ることはないといえるでしょう。
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